軽いドライバーは飛ぶ?

最近、ドライバーの総重量が軽くなってきています。

この傾向は、アマチュアだけでなくプロも。
ツアープロでも60g台や50g台のシャフトを使う選手もいます。

クラブが軽くなると、当然ヘッドスピードは上がります。ただ、ボールの当たり負けてしまったり、飛距離が伸びなかったり方向性が定まりにくかったりします。単に軽いドライバーを使えば飛ぶようになるというのは間違いです。

タイトリストが7月5日に発売するTS1ドライバーは、標準シャフト(ディアマナ50)のフレックスSでも総重量275gしかありません。
これだけ軽量モデルをTSシリーズとして発売したことに驚きもありますが、さらに驚きなのがヘッドスピード30m/s台から50m/sくらいまでの非常に幅広いゴルファーが使えるということ。

もちろんシャフトは検討した方がいいのですが、標準シャフトのディアマナ50でも十分にヘッドスピード46m/sオーバーの方でも使えます。

同じく標準シャフトのAiR Speedr を使えば、ヘッドスピード38m/s当たりの方でも、大きなキャリーで飛ばすことが出来ます。


タイトリストTS1ドライバーの詳細はこちら

タイトリストTS1ドライバー 評価

タイトリストのTS1ドライバー。多くのプロやゴルフ評論家たちから高評価連発ですね。

非常に軽い重量で、球も上がりやすいということで、これまで同じくタイトリストのVG3ドライバーを使っていた層のゴルファーがTS1に変えても飛ばすことが出来るでしょう。

それと同時に、ヘッドスピードが速いゴルファーで9シリーズを使ってきたプレーヤーでも、頼りなさを感じずに思いっきり叩いていけるようなドライバーに仕上がっています。

これは結構不思議な結果というか、さすがタイトリストが胸を張って出してきたドライバーだなという印象です。

タイトリスト(Titleist) TS1 ドライバー Titleist Air Speeder(タイトリスト エアスピーダー) カーボンシャフト 10.5 SR

さすがにヘッドスピードが50m/sを超えてくるようなゴルファーが、標準のディアマナ50のRやSシャフトではスピン量が多くなりすぎてしまいますので、カスタムのシャフトを入れる方がいいかと思いますが、一般的な日本人ゴルファーであればディアマナ50で全く問題ないレベルの仕上がりです。
titleist-ts1-diamana

ヘッドスピード40m/s未満の方でも、同じく標準シャフトのAiR Speeder を選択することで、230ヤードくらいの飛距離は出して行けるのではないでしょうか。正直、タイトリストのドライバーでこのヘッドスピードでは、こんなに飛ぶドライバーはなかったのではないでしょうか。
titleist-ts1-airspeeder

ヘッドスピード42m/s以上46m/s未満くらいの方は、さすがにAiR Speederではスピン量が多くなりすぎ、球が上がってランドアングルが大きくなってしまうかなという感じです。ですので、標準シャフトならディアマナ50がいいでしょう。

タイトリストTS1ドライバー 発売日

タイトリストから新しいTSシリーズ「TS1」が発売されることが発表されました。
発売日は7月5日です。

タイトリストTS1ドライバーの詳細はこちら
タイトリストのTSシリーズというと、以前の9シリーズ同様に、プロも使用する競技志向モデルとして知られています。今回発売されるTS1も「TS」シリーズとして登場するということで、やはりそれなりのヘッドスピードや技術が必須なのかなと思っていました。

しかし、なんとTS1ドライバーの総重量は275gと非常に軽くなっています。ヘッドの軽量化はもちろんですが、シャフトやグリップまで軽量化されています。

これだけ軽いとプロや上級者は使うことが出来ないのかなと考えるのですが、すでに試打をしているプロの話を伺うと、軽いけど当たり負けしないし、力強い弾道で、全く曲がらないそうです。そして、大絶賛されていました。

今回のTS1は、かなり注目を集めそうです。