テーラーメイドM5 やさしい??

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テーラーメイドのM5について。今シーズン好調なゴルフを展開しているローリーマキロイやタイガーウッズと言った世界のトッププレーヤーが使用するM5ドライバー。
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やさしいドライバーとは対極にある難しいドライバーです。
何が難しいのかということですが、重心距離が長いにもかかわらず、重心深度が深くなっていない。スライサーや球を捕まえるのが苦手な方は、はっきり言ってつかまりません。
重心距離が長いヘッドというのは、遠心力が働きやすくボールのパワーが伝わりやすくなります。ですが、ヘッドが返りずらく開いて当たりやすくなるのです。そのため、PINGのG410ドライバーなどの同じく重心距離が長いドライバーというのは重心深度を深くして重心角を大きくしています。そのため、重心距離が長くてもつかまりの良いヘッドにしているのです。
重心深度を深くしていないこともメリットとしては、ヘッドのパワーがボールに伝わりやすく、スピン量が少ない力強い球を打つことが出来ます。また、球がつかまり過ぎないので、プロや上級者が打っても左に行きにくくなります。

非常に難しい部類に入るドライバーですが、ウエイト調整も出来てカスタマイズできる幅が大きなドライバーです。普段スピン量が多くて吹け気味の球が出やすい方や左へのミスが多い方は、M5に調整されると良いかもしれません。

M5とM6は本当に飛ぶ?

テーラーメイドのM5とM6ドライバーが登場しました。
両方のドライバーともプロが使用するドライバーで難しい印象もあるのですが、プロ支給品以上の反発性能を手に入れたドライバーということで、気になっている方も多いのではないでしょうか?

あらかじめルールを超える反発係数のヘッドを作ってから、フェースに設けた二つの赤いポッチからヘッド内にレジン素材を入れて反発係数をルール限界値まで落とすという製法を取っているそうです。1個1個検品しているからはずれのヘッドがなくすべてのヘッドがこれまでのプロ支給品以上の反発係数を有しているそうです。

実際に、打ってみるとどうかというと、確かに「ミート率」が1.5以上を連発するんですよね。それだけ弾きが良いということです。

M5はウエイトを動かすことで、球筋が変わりますし、飛距離も変わります。実際、自分のスイングで一番飛ぶウエイト位置と一番飛ばないウエイト位置では、平均して10ヤード以上の差が出ていました。

テーラーメイドM5ドライバーの詳細はこちら

M6は、M5と比較してかなり重心深度が深く、球がつかまりやすい印象です。M4よりも確実につかまりはいいですね。球を捕まえてドローからストレートに球を打ちたい方におすすめです。

テーラーメイド M6 ドライバー FUBUKI TM5 2019 シャフト[日本仕様]

テーラーメイドM5M6ドライバーは難しい?

テーラーメイドからM5ドライバーとM6ドライバーが発売されます。

☆日本正規品☆2019年 TaylorMade テーラーメイド M5 ドライバー Tour AD VR-6/Speeder 661 EVOLUTION V/Diamana DF60 シャフト

反発係数が、文字通りギリギリのヘッドが我々一般アマチュアでも使うことが出来るということで、非常に注目が集まっています。というのは、製造誤差の関係もあり、設計ではある程度反発係数を抑えて製造しています。そして、その中で反発係数の高いものがプロに支給されており、その他が我々アマチュアに回ってきているのです。

今回のM5M6は、そもそも反発係数の上限を超えるヘッドを作り、そこから一個一個調整してルール内に収める、という製法になったので、どのヘッドも反発係数ギリギリになっているというわけです。


TAYLOR MADE(テーラーメイド) M6 ドライバー FUBUKI TM5 20110,5 カーボンシャフト メンズゴルフクラブ 右利き用 10,5度 FLEX-SR

それなら是非使ってみたい!と思うところなのですが、一般的なアマチュアでも、プロも使うM5やM6を使うことが出来るのでしょうか?難しくないのでしょうか?

正直、スピン量が非常に少ないので、ヘッドスピードがそれほど速くない方は、気を付けないといけません。ヘッドスピードが速くなくてスピン量が多くない方が使うと、全く飛ばない可能性があります。逆にスピン量がとても多い方には、非常に武器になるドライバーです。

M5とM6のどちらがやさしいかというと、それほど大きな差はないかと思います。ご自身である程度ヘッドを重心を調整したい方はM5、調整機能があっても使わない方はM6でいいのではないでしょうか?やさしさで選ぶのであれば、Mグローレでいいのではないかと思います。