ヤマハのインプレスUD+2ドライバーを打ってみましたので、その試打評価をご紹介します。
インプレスUD+2と言えば、2番手上の飛びを実現したアイアンをイメージされる方が多いかもしれません。2017年モデルのアイアンが爆発的にヒットして、ぶっ飛び系アイアンが世間に認められるようになったきっかけになりました。
今回ご紹介するのは、インプレスUD+2のドライバーです。アイアンでは、ロフトを超ストロングにしましたがドライバーはそういうわけにはいきません。どのようにしてやさしく飛ばすことが出来るドライバーにしたのか興味がありました。
<構えた感じは?>
まず、構えた感じ。ライ角は、アップライトになっていて、またアイアンのグースネックっぽい感じになっており、とにかくつかまる印象が凄いですね。
<飛距離性能は?>
軽いヘッドで重心距離が長いので、ヘッドスピードがそれほど速くなくても、楽に飛ばすことが出来ます。例えば、ヘッドスピード40m/sくらいで打った時の計測結果は、210ヤードキャリーでトータル230ヤード飛んでいました。これはなかなか良い結果なのではないでしょうか。
<球のつかまりぐあいは?>
つかまり具合は、非常にいいですね。ヘッドスピード40m/s以下のスピードでも、ヘッドとシャフトがしっかりとボールを捕まえてくれる印象です。ヘッドスピード45m/sくらいで振ってしまうとつかまり過ぎてしまいます。スライサーでも右を恐れずにコースで使うことが出来る安心感がありますね。フッカーは使わない方がいいと思います。
<球の上がり具合は?>
球はよく上がりますね。ヘッドスピードが40m/s以下でも気持ちよく球が上がってくれますね。スピン量もヘッドスピードが速くなくても最適なスピンが効いて伸びのある球を打つことができます。
<ヘッド重心データ>
ヘッドの重さ:190.3g(軽い)
重心距離:44.0mm(非常に長い)
重心深度:41.0mm(深い)
低重心率:61.5%(低重心)
ネック軸回り慣性モーメント:8773gcm2(非常に大きい)
ヘッドが軽くて重心距離が非常に長くなっており、ヘッドスピードが速くなくてもやさしく飛距離が出るヘッドになっています。重心距離が長いと球がつかまりにくくなってしまうのですが、そこは重心深度を深くしてライ角をアップライトにしてグースっぽいネックにすることでつかまりやすくしています。また慣性モーメントも大きくなっていてミスヒットにも強くなっています。
<実際の使用者の口コミ・レビュー>
実際に使用している方々の口コミ・レビューが、ゴルフダイジェストオンラインに多数寄せられています。これから購入を検討されている方は是非参考にしてみてください。
⇒ インプレスUD+2ドライバーの使用者の口コミ・レビューはこちら
<中古市場の在庫は?>
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